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: 逆格子 : 格子方向と格子面 : 格子中直線の方向   目次

格子面の方向

ミラー指数:原点から,面が結晶軸と交わる点までの距離の,その軸の単位の長さに対する比の逆数.
ミラー指数$(h\ k\ l)$:この格子面は,軸と各々軸の単位の長さと$\frac{1}{h}$$\frac{1}{k}$$\frac{1}{l}$の比で交わる.各軸の単位の長さが$a$$b$$c$の場合は,$\frac{a}{h}$$\frac{b}{k}$$\frac{c}{l}$の点で軸と交わる.

表 1.5: ミラー指数の計算例
結晶軸 $a$ $b$ $c$
軸の長さ 4 8 3
交点までの長さ 1 4 3
交点までの長さの比 $\frac{1}{4}$ $\frac{1}{2}$ 1
ミラー指数 4 2 1



Masashige Onoda 平成18年4月7日