: 参考文献
: 演習問題
: IX(g01R)
目次
図8.2はCu K
X線(波長
Å)による立方晶物質の粉末回折パターンで,はじめの6ピークの2
値および相対強度が示されている.以下の問に答えよ.
図 8.2:
Cu K
X線による立方晶物質の粉末回折パターン
|
- 本物質の構造は,単純,面心,体心のいずれであるか.理由を付けて答えよ.
- 各回折ピークのミラー指数
およびその多重度
を示せ.また格子定数
を求めよ.
- 偏光因子およびローレンツ因子の補正を行い,各ミラー指数に対する構造因子の二乗
を求めよ.
- 本物質は,二種類の原子A,B(原子比
)からなり,それぞれの原子構造因子
,
の
依存性は近似的に次式で表される.
原子Aが原点を占有するとしたとき,原子Bの座標を決定せよ.
Masashige Onoda
平成18年4月7日