7,8月は進学を考えている人にとっては大切な時期になると思いますが,勉強と実験の両立を意識しましょう.
9月になり大学院入試の合否が決定すると,いよいよ卒論のテーマが決まります.卒論のテーマは自分で興味のある分野(超伝導物質深索とか二次電池とか)があれば,臆せず先生に伝えておくのが良いです.ほぼ確実に卒論のテーマに反映されると思います.この頃には自分なりの実験スタイルが確立し始めています.
10月には各自の卒業研究がスタートするので,自分のペースで着実に研究を進めていきましょう.自分一人で測定装置を動かせるようになるとちょっと優越感を感じたりします.
12月になるといよいよ「卒論」を直に感じ始め,データが揃うのかと不安になり,テンパり易い時期になります.ただし,急ぐあまりに実験装置などを壊してしまうとかなり痛い(もちろん周りにも)ので,細心の注意を払いつつ素早く実験をこなしていきましょう.
1月下旬には院生の前で卒論発表の練習を行います.ここで準備を万全にしておけば,精神的にもかなり楽になりますので,できる限り練習を積むのが良いと思います.
2月はいよいよ待ちに待った(?)卒論発表本番です.これまでの成果を存分に見せつけてやりましょう!発表後は,頑張った自分にご褒美をあげるのも忘れずに.
全シーズンを通して言える事ですが,体調管理には万全の注意を払いましょう.これは本当に大事なことです.