宿題
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電気鏡像法の応用
接地された導体内部に半径Rの球状空洞がある。空洞の中心Oから距離d(<
R)の点Aに電荷+qを置いた。以下の問いに答えなさい。
- 電気鏡像法で電位を求めたい。鏡像電荷-q'の位置と大きさを
求めなさい。
ヒント: 接地導体球の場合と同様に
アポロニウスの円を考える。鏡像電荷-q'は線分OAの延長上の導体
内にある。
- 点Oを座標原点とし、点Aをx軸上にとるとき、空洞内の点P(x,
y, z)における電位を求めなさい。また、導体表面がゼロ電位に
なっていることを示しなさい。
ヒント: 電荷+q、鏡像電荷-q'のそれ
ぞれが点P(x, y, z)に作る電位の和が求める電位。
- 空洞内の点P(x, y, z)における電場を求めなさい。
ヒント: 問2で求めた電位のグラ
ディエントを計算する。
- 電荷+qが導体から受ける力を求めなさい。
ヒント: 空洞内の電場は、導体がなくて
鏡像電荷-q'だけがある場合と同じなので、電荷+qと鏡像電荷-q'の引き
合う力だけを考えればよい。
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