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第13回演習問題

  1. 7.3のような断面積$S$で長さ$L$の丸いパイプの中の気柱の振動を考える.ここで,気体の密度を$\rho $,圧力を$p$,その体積弾性率を$k$とする.このとき縦波の速さは,
    $\displaystyle c
=
\sqrt{{k \over{\rho}}},$     (7.1.13)

    で与えられることを,(7.1.12)式を導いた方法を参考にして示せ.
  2. (7.1.13)式は気体が希薄になると速さが増加することを意味する.真空に近づくと速さが無限に増大するのであろうか?理由を付けて答えよ.
図 7.3: パイプの中の気柱の振動
\includegraphics[scale=1, clip]{fig-7-1-3.eps}


Masashige Onoda 平成18年4月15日