: 終了
: 自由ラジカルの電子スピン共鳴
: 装置の起動
目次
- ロックインアンプのsensitivityを調節する(100 [mV]程度にする).
- ファンクションジェネレータの周波数(最小),Amplitudeを調節する.
記録計の
レンジを調節する(吸収曲線を描いてみて調節する).
記録計のペンを下げて吸収曲線を方眼紙に記録する(ロックインアンプのsensitivity,
記録計の
レンジ,マイクロ波周波数,クライストロン電源の空洞電圧,リペラ電圧を必ず記録しておく).
記録計に記録しようとするとベースラインのスケールが振り切れる場合,試料の位置を上下させるとよい(ベースラインが下に振り切れるときは試料位置を下に,上に振り切れるときは試料位置を上に調節する).
- CuSO
5H
OのESR共鳴曲線を方眼紙に記録し,積分強度を求める.共鳴磁場から
値を計算する.
- DPPHについて同様のことを行う.
- 積分強度が帯磁率に比例することから,CuSO
5H
Oの積分強度と帯磁率の比を用いて,DPPHの積分強度からその帯磁率を求める.
Masashige Onoda
平成18年4月7日