: 装置の起動
: ミクロな測定手段
: 磁気共鳴の基本理論
目次
測定に用いる試料は自由ラジカルの一つジフェニル-ピクリル-ヒドラジル(略称:DPPH)である.この試料の構造を図14に示す.中央の窒素原子が不対電子を持ち,これが電子スピン共鳴を起す.図中のN
が不対電子を表す.Nの電子構造はp
であるが,
は
としてよい.
図 14:
DPPH: diphenyl-picryl-hydrazilの分子構造
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ESR装置の(回路)配線図を図15に示す.
Masashige Onoda
平成18年4月7日