next up previous contents
: ラジカル生成(化学反応速度) : 磁性を利用する現代の科学 : 核磁気共鳴と臨床検査   目次

電子スピン共鳴による有機物年代測定

この節では,化学反応を詳細に検討し,温度上昇により反応を促進させて,短時間の実験でESR(Electron Spin Resonance)年代値を求める「化学反応を利用したESR年代測定法」について紹介する.実験室での温度上昇は,時の経過の速度を加速するタイムマシンといえる.



Masashige Onoda 平成18年4月11日